ISO14001取得

環境マネジメントシステム規格 ISO14001の認証を取得しています

細見鉄工では、3R活動を推進しています。『減らす(リデュース)、繰り返し使う(リユース)、再資源化(リサイクル)』

① 省エネ・省材料の取り組み
材料歩留まり改善・・・・・材料ロス削減
工場内の環境改善・・・・屋根、壁の断熱リニュアル
動力設備、照明などのこまめな節電

② 地球温暖化防止対策推進事業所
平成20年 4月 丹波市推進事業所に認定

③ 分別の取り組み 【分ければ資源!! 混ぜればゴミ!! 】の意識改革
H24年度以降は産業廃棄物がH23年度の3分の1以下
 

細見鉄工の環境方針

基本方針

細見鉄工株式会社は、金属部品製品の精密加工を社内一貫生産する工場として、地球環境保全の重要性を認識し、地球環境にやさしいものづくりを目指します。
地域周辺の豊かな自然環境や職場環境に配慮して、環境目的及び目標を設定し、定期的に見直しを行いながら、環境負荷の低減に努めます。

行動方針

1.環境管理システムを充実します。
ISO14001の要求事項に基づき、環境保全活動の質の向上に努めます。

2.汚染を予防します。
商品の製造を通して、省エネルギー、及び3R活動を積極的に推進し、環境負荷の低減や環境汚染物質排出削減、環境にやさしい資源循環型社会の構築を図り、汚染の防止に努めます。

3.法を守ります。
環境に関する法規制や条例及びその他の協定・要求事項を遵守します。

4.教育・啓蒙に努めます。
教育訓練や啓蒙活動を充実させ、環境保全意識の向上に努めます。

5.方針を公開します。
環境方針は、全従業員に周知徹底し、社外に公開すると共に定期的に見直します。
 

2018年4月1日
兵庫県丹波市氷上町横田710-8
細見鉄工株式会社
取締役社長 谷口 貴士

細見鉄工の品質方針

品質方針

細見鉄工株式会社は企業理念に沿って「心技を尽くしたものづくりをすること」を第一に考え、お客様に信頼され満足していただける製品を提供します。
現状に満足せず向上心を持ち続け、継続的改善に努める姿を奨励しあい
且つ、目前の問題や課題には協力して解決に挑みます。

行動指針

1.お客様からの要求事項に基づき、品質保証体制を充実します。
品質保証体制評価に基づき、品質改善活動の質の向上に努めます。

2.工程品質の向上に努めます。
各工程毎に完了確認を確実に実施することに努めます。

3.不良品を流出させないことに努めます。
出荷検査体制を強化し、その対策活動を充実します。

4.教育・啓蒙に努めます。
教育訓練(技能検定など)を重視し、人材の育成に努めます。

5.品質目標を定め、達成するための方策を計画し実施します。
目標値を定量化し、月度毎にクレーム撲滅検討会を行います。

6.方針を公開します。
品質方針は、全従業員に周知徹底し、社外に公開すると共に定期的に見直しをします。

細見鉄工のSDGs、CSR等への取り組み

一企業からの参加

細見鉄工㈱の生産活動における社会的責任について

 

近ごろ見聞きすることが増えてきたSDGs(エスディージーズ)。復習しましょう。2016年~2030年までの15年間で改善、解決するために設定された17の目標と169のターゲットのことです。

 

SDGsの3つのポイント

①    SDGsは人類が地球で暮らし続けるための道しるべ

②    「17の目標」と「169のターゲット」で構成されている

③    誰も取り残されない経済・社会・環境を目指している

 

      当社では、SDGsの17の目標から「作る責任」「使う責任」を選択。具体的には「持続可能な生活消

  費形態を確保する~省・再生可能エネルギー、気候変動対策、循環型社会」を選択しました。

以上の内容から、重点課題を決めることとしました。

 

    地球規模の温暖化や異常気象(気象変動)、ISO14001(環境)を取得している製造業として「作る側」としての会社の社会的責任(CSR)を果たさなければなりません。

更には、パリ協定が目指す世界の平均気温上昇を産業革命前より1.5℃に抑えるには、大気中に排出されている温室効果ガスを、2050年には世界全体で実質ゼロにする必要があるとされています。

以前から掲げている、生産活動における条約・法令・規制を遵守することは社会的責任ですので、当社も、コンプライアンス体制を確立すべきと考えます。では、当社が遵守している具体例を以下に示します。

 

❶ 揮発性有機化合物(VOC)対策

機械加工中、製品に付着した切削油などの除去に、揮発性有機溶剤(脱脂油)を使用しています。様々な溶剤をテストしましたが、人体に安全か?自然に漏洩した場合、生態系を崩さないか?等をテーマに、どのような有機溶剤がいいかを考察しました。揮発性が高く、蒸発した場合の蒸気圧が低くかったので、火災につながる可能性も否めません。ですので、使用する時の注意は、万全の体制・最悪の事態も鑑みながら作業にあたっています。当社で使用している脱脂油は、人体・自然になるべく害を与えないVOCの制作を行いました。

 

❷ 廃棄物・リサイクル対策(各種リサイクル法関連)循環型社会形成推進基本法3R政策「法律」

(リサイクル関連法)etc.

循環型社会の形成を推進するために、産業廃棄物会社との連携を欠かさず行い、産業廃棄物を分別し、3R活動を行ってくこととしました。「ゴミは人間が作り出したもの。もし、人間がいなかったら、ゴミはゼロの世界」と、考えております。ですから、生産活動をする当社では、排出される産業廃棄物分別により「Recycle、Reuse、Reduce」を積極的に実施しております。また、分別することで、メリットも出てきています。金属スクラップや再生紙、段ボール等は、有価物として定期的に引き取りに来ていただいています。材料を購入した際、鉄板を固定・スペーサーとして使われている木片は、丹波市の農家の方々にビニールハウスを温める際の薪として使用していただいています。その他プラスティックや、クラフトペーパー(片面がビニール樹脂加工されたもの)に関しては、Reuse、Reducesできないか?グラインダーの砥石の再利用等を検討しています。

 

❸ 化管法SDS制度

弊社で使用する、化学薬品全てに対しSDSを然るべき場所に配置しております。SDSにより指摘されている項目を知ることで、化学物質で人体が侵されないように、対策を打ちながら作業しています。

 

❹ RoHS指令(ローズ指令)

RoHS指令については、特定有害物資の使用制限に関するEUの法律です。有害物質を含んでいる物、例えば、ステンレス(SUS304)などに含まれるCr元素が6価Crではないか?特に、購入先を変えた場合など、「6価クロムの有無」を必ず、確認します。鉛(半田成分:鉛とか)・水銀(蛍光灯の中に存在)・などについては、大きな公害の「種」とも考えられるので、一切使用しません。また、引火性の強いアセチレンガス(溶接用)は、現在は使用していません。

 

これを実現するためには、これまで行ってきた大気中に排出されるCO2を削減する「低炭素社会」の

実現だけでは足りず、それを一歩進めCO2の排出を実質ゼロにする「脱炭素社会」の実現が必要となります。

国や大企業だけではなく、私達一人一人、その家庭も含め、カーボンニュートラルの実現にむけた取り組みを行っています。そこでスーパーやコンビニで買い物をしたときに使うレジ袋。石油由来の材質です。そこで当社では、社員全員に「エコバック」を配布し、一人ひとりがエネルギー使用の無駄を見直して、石油由来の製品の使用を減らす事で、「カーボンニュートラル」活動に参加しています。

当社では、製造にてどのくらいのミスがあるか?工程内不良を把握し、ミスの分析・傾向と対策を打ち、まずは「材料のロス」を減らす事を課題としています。

物価の高騰から山を越え、徐々に物価が下がってきました。今後は、経済動向を見ながら、お客様第一主義として取り組まなければならないコストダウン。まず製造の合理化を目指し、工程を簡略化し、設備の稼働方法も今までのやり方を見直すなど、企業努力が必要です。また、省エネ機械の導入。合理化・生産性向上を可能とする設備の導入や、設備の運用方法の再構築を鑑み、会社運営いたしております。

他にも、守るべき法令や、周知の事実を逃さぬよう、近隣の方々への害を完璧に防げるよう、今後とも注視していく所存です。

 令和6年1月

細見鉄工株式会社 代表取締役 社長

谷口 貴士

〒669-3465
兵庫県丹波市氷上町
横田710-8
0795-82-4078
0795-82-6986
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